心のふるさと古民家をいつまでも愛しつづけ、未来の子どもたちのために尽力していきたいと思います。

ご挨拶

ご挨拶

prof 江戸時代、県北に位置する平戸藩主は参勤交代や長崎勤番への往来に、平戸街道を南下し長崎街道から、長崎へと往来していたその街道周辺を中心として、それぞれの街々が繁栄してきました。平戸は、鎖国前中国やポルトガル、オランダなど国際貿易港で繁栄を極め、その後、長崎へ移っていったという歴史があり、平戸をはじめとする佐世保市、松浦市、北松浦郡及び東彼杵郡の町や村が生活運命共同体として、互いに切磋琢磨しながら育まれてきたその歴史に感謝し、伝統や文化を引き繋げていかなければなりません。

 南は長崎、北は平戸を中心として繁栄していくなか、武家屋敷、町家、農家住居など長い年月をかけ、地域や町の雰囲気を創ってきた古民家は、今では人々の癒しの対象として捉えられています。しかしながら、これらの古民家が解体処分され近代的建築物が建設されていっているのが現実です。

 日本の伝統的建築物が壊され、必要とされる職人の技術もまた、失われつつあります。古民家を再生し残していくことは、いろいろな意味でCO2削減に繋がり環境に配慮する事が出来るのです。

 昨今の住宅は工業化が進み、自然木材などの規格化しにくい物は敬遠され、持ってきて取り付ければ終わりという建築材料が重宝された結果、シックハウスという社会問題まで引き起こしました。そのような中、人々は安全な住まいを求め、自然素材や左官の塗り壁など昔の民家では当たり前だったものを再認識し始め、今また取り入れようとしています。

 そこで、古民家再生協会は、長期にわたって循環利用ができる住宅の普及・拡大を目指して、伝統資財・古民家等の再生リサイクルに関する事業や、これから新築される住宅の持続可能な循環型建築の推進、並びにストック住宅の有効活用の為の事業を行い、木造建築の技術の継承や伝統的木造建築物の民家・町並みの保存、並びに産業廃棄物の削減等による循環型社会の実現に寄与することを目的とすると共に、その目的を達成するため、私達の心のふるさと古民家をいつまでも愛しつづけ、未来の子どもたちのために尽力していきたいと思います。

一般社団法人古民家再生協会長崎 代表理事 福田 敏幸

代表理事プロフィール

氏 名 福田 敏幸
生年月日 1956年1月20日
好きな言葉 ・まごころ
・誠心誠意
・ご縁をたいせつに
資 格 古民家鑑定士1級
古材鑑定士
伝統資材施工士
伝統再築士
伝統耐震診断士
一級建築士
建築積算士
木造住宅耐震診断士
応急危険度判定士
ヘリテージマネージャー

お気軽にお問い合わせください。 TEL 0956-63-3785

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